合格できる教材のポイントの前に、まず必要最小限の教材というものを確認していきます。
行政書士に最短で合格するには、以下の教材を必ず用意して下さい。

  1. 講義が収録してあるDVD、出来ればCDも用意
  2. テキスト
  3. 問題集

2、3は説明するまでもありませんが、1を用意しない人が非常に多いと思います。
ですが、1は必ず用意して下さい。

今後、法律を勉強していくとわかりますが、行政書士の試験には理解しにくいことが多々出てきます。
これが、三権分立のような学生時代に誰でも習う簡単な法律の仕組みなら、
問題ありませんが、行政書士の試験では、民法や行政法などが入ってきます。
それらのような法律は、独特の解釈や理解しにくい事例がたくさんありますので、
テキストだけで理解していくのは至難の業です。
やはり、講義を聞きながら深く理解していかなくては、到底短期間での合格は出来ません。

また、できればCDも用意とありますが、これは外出先で使うためです。
DVDだと自宅が中心となるので、外出時に見ることはほとんどありません。
しかし、勉強する時間が少ない社会人の方なら、時間を効率的に使わなくてはいけないので、
通勤電車や休み時間を利用して勉強する必要があります。
そうした時にCDを使うのです。

ただし、ここで勘違いしないでほしいのは、あくまでも勉強の中心はDVDだということです。
DVDなら講師の顔やリアクションを見て、勉強できるので視覚の効果が加わり、知識を記憶しやすくなり、その上深く理解することも出来ます。
それに比べ、CDだと音声だけになり、記憶や理解といった効果が劣ってしまいます。
そのことはくれぐれも忘れずにいて下さい。

さて、それでは行政書士に合格できる良い教材の見分け方についてお話します。
1は、次にページで説明しますので、ここでは2、3についてです。

まず、2のテキストを選ぶ際に重要なのは、この内容で合格できるかということです。
しかし、そんなことはプロの講師以外ではわかりません。
そこで、よく言われているのがコンテンツの量が多すぎず、少なすぎずということです。
でも、それでは曖昧すぎますし、コンテンツの量というのは書く人によって様々ですので、
厚すぎるのは問題ですが、一概に量だけで判断できません。

それに量というのは編集の仕方でいくらでも調整できます。

ではどうすれば良いのか?

答えは簡単です。
わかりやすい物を選べば良いです。
但しわかりやすいというのは表現がわかりやすいということではありません。
(問題集の解説は、表現がわかりやすいものが良い)
よく初心者でもわかりやすいテキストを売り文句にしているものがありますが、
それだと実力をつけることは出来ないのです。
何故なら、テキストではどんなにわかりやすい表現でも本試験では、
難しい表現で問われるからです。
あくまでも、わかりやすいというのは、見やすいとか、全体の構造を理解しやすいということです。
そのために必要なのは、以下の2点です。

  • できるだけ図や表を使って説明している。
  • フルカラーになっている。

文字だけダラダラ書かれていては勉強する気になりませんし、理解するのにも時間がかかります。
ですが、図や表を使って説明していると仕組みや全体の構造をイメージしやすく、効率的に知識を吸収していけます。

そして、重要なのは次のフルカラーになっていることです。
フルカラーになっていれば、見易さはもちろんのこと、それよりも脳が刺激され、記憶に残りやすくなるのです。これが後々大きな差になってきます。
ですが、ほとんどのテキストは、経費を抑えるために白黒になっていて、良くても2色刷りです。
ここは大変重要なポイントです。

3の問題集のポイントは解説を読んで理解できるか、出来ないかです。
問題を解いていくと必ずわからない問題にぶつかり、その際に解説を読んでも理解できなければ、
迷宮入りになることも考えられます。
そこは注意して下さい。
しかしながら、テキストと問題集はセットになっているものを使わなくてはいけませんので、
上記で説明したテキストになっていれば、問題集もほぼ間違いなく良いものです。
ですから、まずはテキストを重視してください。